みなさんこんにちは。LemoオーナーのSatokoです。
Lemoでお取り扱いしているエシカルアクティブウェア"studio k"は
ファッションレボリューションのプログラムに参加している工場で製作されています。
今日はそのファッションレボリューションとは何か、どんな活動なのか、について説明していきます!
ファッションレボリューションとは?
FASHION REVOLUTIONは2013年のラナプラザの事故をきっかけに始まった ファッションアクティビズム運動です。
ファッションレボリューションの活動をするのは服を着る人々であり、服を作る人々でもあります。
・ ファッション業界における人間と環境の搾取の終焉
・ サプライチェーンに関わるすべての人々の安全と尊厳のある労働環境と賃金
・ 貴重な資源の保全、生態系の再生に取り組む業界
・ 透明性と説明責任の文化
・ 使い捨て文化を終わらせ、材料をより長く使い、 無駄をなくすシステムへの移行
これらがファッションレボリューションの目標です。
ラナプラザの崩落事故
ご存知の方が多いと思いますが、ラナプラザの事故についても振り返りましょう。
2013年4月24日バングラデシュで縫製工場が 入ったビル「ラナ・プラザ」が崩落し、1000人以上が死亡、2500人以上が負傷しました。
事故前から建物の亀裂が確認されていましたが操業を続けた結果、
違法に増築したビルの上層部に設置された発電機の振動とミシンなどの機械の振動が共鳴して建物を揺らし
ビルは崩壊しました。
この事故は、消費者や業界が安価な洋服を求めたことによる劣悪な労働環境や環境汚染などファッション業界の問題点に世界が目を向けるきっかけとなりました。
サプライチェーンの不透明さも明るみになり
世界中で #WhoMadeMyClothes(私の服は誰が作ったの?) とSNSで企業に問いかけるムーブメントに発展し、ファッションレボリューションも生まれました。
崩落したラナ・プラザ ©️photo by rijans
ファッションレボリューションの取り組み
ファッションレボリューションの活動の一部をご紹介します。
Good Clothes, Fair Pay
良い服、公正な賃金
Good Clothes, Fair Payキャンペーンは、世界中の繊維・衣料労働者の公正な賃金の実現に役立つ法律の制定を要求する活動。
著名を集める活動やサポーターを募集しています。
#LovedClothesLast
過剰消費と過剰生産への反対
ファッションレボリューションは、無分別な消費を反対し、ブラックフライデーからサイバーマンデーまでのセールを避けるよう求めています。
新しい服、靴、アクセサリーの購入はよく考えて、#LovedClothesLast (服を長く愛する)を確実にするように呼びかけています。
#WhoMadeMyFabric?
わたしの生地は誰が作ったの?
ファッションのサプライチェーンは不透明で搾取的な労働が蔓延しています。
ファッションレボリューションは#WhoMadeMyFabric? と問いかけることでブランドに透明性を求めるよう呼びかけています。
また、私たちと生地や原材料を生産する人々が より密接に繋がれるように#IMadeYourFabric で答えるよう生産者にも呼びかけています。
ファッションレボリューションは
消費者もさまざまな形で参加できるアクティビズムです!
日本では 一般社団法人unistepsが日本事務局として、FASHION REVOLUTION JAPANの運営を行っています。
気になった方は、ぜひ見てみてくださいね。