こんにちは!オーナーのSatokoです。
Lemoはエシカルストアであり、サステナブルなライフスタイルを提案するお店でもあります。
この"エシカル"と"サステナブル"という言葉、かなり使っているお店やブランドも増えていて、よく見るようになったと思います。
わたしは"エシカルコンシェルジュ"という資格を取得していますが、これを取るのに10回ほどの講座があり、その内容としては
気候変動・エネルギーシフト・アニマルライツ・リジェネラティブ農業・食品ロス・人権・・と多岐にわたりました。
エシカルとは"倫理的な"という意味ですが、倫理的に物事を考え、選択する(エシカル消費する)のは、まさに多方面からの知識・思考が必要になると感じました。
サステナブルという言葉が広まったのはやはりSDGs(Sustainable development goals/持続可能な開発目標)がきっかけでしょうか。
"持続可能な"という意味ですが、"何"が持続可能か?という観点でいうと広義的に使える言葉ですよね。
SDGsについて詳しくは別で投稿できたらと思っているのですが、
ざっくりいうと経済的発展と社会(人権・福祉)と環境保護を調和して(持続可能にして)達成することをゴールにした17の目標のことです。
この"エシカル"と"サステナブル"の違い、ぱっと説明できますか?
なかなか難しいですよね^^
私なりの見解でご説明します!
エシカルとサステナブルの違い
エシカルとサステナブルの使い分け
エシカルとサステナブルという言葉がどういったシーンで使われているかですが、
エシカル=人権・動物福祉、サステナブル=環境への配慮に使われることが多いようです。
とはいえSDGsの中には人権・福祉に関する目標が多くありますし、2つの言葉は別の意味があるというわけではなく、サステナブルという概念の中にエシカルという考え方があるといえるかもしれません。
一方でエシカル消費には持続可能な資源・環境保護への意識も含まれますので、エシカルとサステナブルはつながりの強い志向であることは間違いありませんね。
道徳的な観点か持続可能な未来か
倫理的なという意味のあるエシカルは生産者の労働環境や動物福祉に配慮している製品やブランドが積極的に使用しており、
サステナブルは素材や生産背景での環境負荷に配慮した製品に使われることが多いです。
エシカルといえばフェアトレード、という記事をだいぶ前に投稿しておりますが、まさにこの公平性を重視したフェアトレードの概念こそがエシカルという言葉を理解するのに持って来いなのではないかと思います!
倫理的、道徳的な考えのもと行動をするのがエシカル消費。
持続可能な未来のために地球環境に配慮するのがサステナブルな選択。
使い分けの違いを簡単にまとめるとこうなるかと思います。
ですが、倫理的な考えには持続可能な未来へ考慮も入ってくるはずで、
環境に配慮した製品を選ぶこともエシカル消費の一部です。
なので、使われ方には多少の違いがありますが、非常に近い、共通点の多い概念です。
サステナブルな選択をすることはエシカル
Lemoがもっとも重点をおいているのは"地球にやさしい"ことであり、
"環境に配慮されているかどうか?"を基準にものづくり、セレクトをしています。
環境に配慮したものを選ぶことはエシカル消費といえるので
サステナブルな(環境に配慮された)商品を提供しているLemoはエシカルストアといえると認識しています。
サステナブルなものを選ぶことはエシカルであり、
エシカルはサステナブルな未来には欠かせない。
結局のところ、エシカルとサステナブルは切っても切れない概念といえるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
うまく説明できたかわかりませんが…
すこしでもお役に立てれば幸いです!